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昨日はリスク回避の動きが継続したことから、ドル円は一時105円を割ってしまいましたが、
その後NYダウが大幅上昇した事から急反発し、現在は106円半ばを推移しています。
ドル円が105円を割ったのは2005年5月以来とのことですが、
現在のドル円相場は日米の物価水準から比較して適正といえるのでしょうか。
購買力平価説によると、
為替レートは自国通貨と外国通貨の購買力の比率によって決定されます。
購買力平価として有名なのはビッグマック指数とIPOD指数です。
ビッグマック指数に関する記事はこちら IPOD指数に関する記事はこちら
2007年の日米のビックマックの価格とIPODの価格から、
ぞれぞれのドル円適正レートを計算してみました。
・ビッグマック指数
日本のビッグマック 280円
アメリカのビッグマック 3.22ドル
280円÷3.22ドル=86.95円
・IPOD指数
日本のIPOD 28,381円
アメリカのIPOD 249ドル
28,381円÷149ドル=113.97円
ビッグマック指数によるとまだまだ下落の余地あり、
IPOD指数によると円高は行き過ぎという結果がでました。
仮にビックマック指数とIPOD指数の間をとると、ドル円適正レートは100.46円となります。
やはり、今後100円まで下落することは想定しておいたほうが良さそうです。
1995年にドル円は79円まで下落しましたが、その後は1度も100円を割っていません。
3度の100円割れの危機があったが、いずれも100円付近で跳ね返されて、
その後は大きく上昇しています。
やはり、100円というのはテクニカル的にも心理的にも大きな節目になるようです。
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IPOD指数は、オーストラリアのコモンウェルス証券によって考案されました。
IPODの販売価格から為替レートを計算するIPOD指数は、
ビッグマック指数よりも正確に通貨価値を反映していると言われています。
IPODが指標の対象として良い点は、現地生産のビッグマックと違って中国で一元生産
されていることから、各国の物価の違いや生産事情の影響を受けないことと、
宗教や文化の影響を受けにくいこと。そして、インターネットの普及により
自国で高ければ安い国から輸入が出来るということです。
では、IPOD指数によるドル円適正レートはどれくらいなのでしょうか?
2007年現在での日米のIPOD(30GB)の価格から計算してみました。
日本のIPOD 28,381円
アメリカのIPOD 249ドル
28,381円÷149ドル=113.97
1ドル113.97円がドル円適正レートということになります。
現在のドル円レートが115円ぐらいなので、
IPOD指数と現在の為替水準はほぼ等しいということになります。
ビッグマック指数によるドル円適正レートは86.95円なので、
それに比べると正確に通貨価値を反映していると言えるでしょう。
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ビッグマックの価格から為替レートを計算するビッグマック指数は広く世界中に浸透しています。
※ビッグマック指数については、ビッグマック指数によるドル円適正レートは?をご覧下さい
ほぼ全世界で同一品質のものが製造され、原材料費や店舗の光熱費、人件費など
様々な要因を元に価格が決定されるために、総合的な購買力の比較に使いやすい
というのがその理由ですが、ビッグマック指数についてはいくつかの問題点が指摘されています。
まずは、ビッグマックを製造するコストが国によって大きく違います。
自国で牛肉や小麦を生産する国では原材料が安く調達できるが、
自国の農業を守るため農作物に高い関税を掛けている国では原材料が高くなります。
流通コスト、店舗の光熱費、人件費も国によって大きく異なります。
ビッグマックと競合する製品や、外食産業の実態なども考慮されていません。
コンビニが普及している日本では、おにぎりなどが競合製品となるため、
欧米に比べるとかなり価格が安くなっています。
他にも、宗教上の理由から牛肉を好まない国もあるということで、
世界中で通用する指標ではないという批判もあります。
上記のような理由から、近年ではビッグマック指数に代わるものとして
IPOD指数が注目を集めています。
次回はIPOD指数について記事にしたいと思います。
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ビッグマック指数とは、イギリスの経済専門誌「エコノミスト」が
1988年に考案した各国の物価水準を測るための指数です。
ビッグマックはほぼ全世界で同一品質のものが販売され、
原材料費のほかに店舗の光熱費、人件費など様々な要因によって
価格が決定されるため、総合的な購買力の比較には最適だということです。
例えば、日本のビッグマックが300円、アメリカのビッグマックが3ドルとした場合、
300円÷3ドル=100円で、ビッグマック指数は100円となり、
今後は1ドル100円という適正レートに向かって相場が進むという予測が成り立つわけです。
それでは実際のビッグマック指数はどうなのか?
2007年現在での日米のビッグマックの価格から計算してみました。
日本のビッグマック 280円
アメリカのビッグマック 3.22ドル
280円÷3.22ドル=86.95円
1ドル86.95円というとんでもないレートが弾き出されました。
現在は1ドル117円ぐらいなので、円はかなり過小評価されているということになります。
今後は1ドル86.95円という適正レートに向かって相場が進むのでしょうか?
スワップ派の私にとっては納得できない結果になってしまったので、
ビッグマック指数についてさらに詳しく調べてみました。
次回はビッグマック指数の問題点について記事にしたいと思います。
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